
ipadを入手して11ヶ月、どこにでも持ち歩ける便利さにすっかり慣れて、パソコンで行う作業は、キーボードでの高速文字入力作業、写真のレタッチ、図描画などに限られることになりました。
とりわけデータを読む、見る作業についての多くはipadに移行しました。そうすると人間はドンドン怠惰になるわけで、週末、自宅にいてもベットルームや応接セットでごろごろしながらその手の作業をしたり、食事を終えた食卓で、好みのジャスミンティーを飲みながら、新聞や月刊誌代わりにネットのコンテンツを読んだりしだすことになります。
今回、仕事で東北地方の動画データを多く見る必要がありました。Youtube等で提供されるデータを自宅或いは、Wifi環境のある場所(私の好きなのはスタバやマクド〔珈琲うまくないけど〕)でザッと目を通していきました。
しかし、テレビ関連のデータは手元にある東芝のRDシリーズのハードディスク&DVDレコーダで録画しているものの、早見モードでもなかなか消化できませんでした。
怠け者なので、(被災地の皆さんには大変失礼なことですが)ベットルームでへたりながら見たいし、贅沢言えば、新幹線の車内や空港の待合で目を通したい。そんな思いがありました。
実は、自宅内で見るのにはipad用にAir Videoというアプリが既にあって、mpegやflash系ならディスクトップPC内のものを無線LANを通じてipadで見ることが出来ます。アナログ放送時代なら簡単に閲覧できたわけです。今手元にあるビデオキャプチャーボードはWindows Media Center用のデータしか取得できないので、Cprmのキーをはずしてデータを変換しないと使えません。誠に面倒ですよね。
どうしようかと思っていたのですが、目に止まったのがこの商品 VULKANO FLOW。値段は安価ながら、パソコンをはじめ、ipad、iphone、androidのようなスマートフォンで、無線LAN、インターネット越しにビデオをリモコン操作する機能、そしてそのビデオからのデータを容量の小さなストリーミング形式にして、PCやスマートフォンに送り出してくれる機能があります。自宅のビデオを空港の待合や新幹線で、あるいは別室のソファで、操作して動画を見ることが出来るわけです。
この製品、IOデータが輸入し販売するインターネット直販で、サポートが手厚いとは言えず、説明書も適当ですが、ネットワークに少し慣れた人ならそんなに失敗無く使えるではないかと思います。(ルーターのポートを開放できる知識が要りますが)
昨日、2時間ほどかけてセッティング、リモコン信号を機械に覚えさせるのに時間を費やしましたがそれさえできれば後はたいしたことがありません。早速、溜まっていたビデオライブラリィをいくつか消化しました。リモコン操作に手間がかかりますが、まあ操作できるだけでも御の字でしょうか。動画を表示するときにipadの画面を有効に使えるのでとても重宝しています。もちろんビデオのチューナーでライブに見ることも出来ます。
仕事で海外に行くときなんか、日本国内の番組を録画、あるいは直に見ることができて便利かもしれません。

さて、vulkano flowを入手すると、今度は自宅の動画の転送スピードが気になり始めました。
本来は無線LANの規格llgの製品を使ってきたので、vulkano flowになら十二分に対応できるはずなのですが、古い製品なのでオプションのアンテナを取り付けているものの電波の届く距離が短かい。小さなマンションの一室なのに家の隅に行く電波が弱い。安定した無線LANシステムを作るために、BuffaloのWHR-HP-G300Nを手配しました。出費が出費を呼ぶ見本みたいな話です(笑)。少し古い製品ですが、llnというipad対応のハイスピード規格と、buffalo独自の射程距離の長さが魅力です。応接に置いているプラズマディスプレイや BDビデオデッキに繋ぐために、無線LAN子機も今まで使ってきたので、これも買い換え。セットでも生産終了品なので格安で手に入りました。
使った感じは、とても安定していて気持良いです。それに、全く期待してなかったことですが、プラズマディスプレイで観るYouTube等のインターネット動画コンテンツがとても美しくなりました。


先日、ipadを買いました。wifi+3Gタイプ64Gモデルです。一番お値段が高いスタイルですが、24ヶ月分割にすると、利息なしの単純割り算。メモリーについては毎月200円余りしか差がなくて2倍になるので、選択の余地はなしとの判断でした。戦略的な利用料割引も魅力ですし。
Emobileは当然解約。一瞬Pocker-wifiのターミナルを買って、ipadをwifiモデルにしようかとも思ったのですが、3GモデルのipadでないとGPS機能がつかないのであきらめました。3Gモデルはデータ定額プランの場合、各月のデータ利用が1.2Gを超えると速度制限が翌々月あたりにかかります。これはちょっと嫌なので、制限基準のゆるいEmobileのほうが魅力は魅力なのですが。
まあ、しかし、携帯電話の本体分割が来月から終わるので、Emobileの解約と併せると毎月の支払いはほとんど現在と変わらなくなります(ただしEmobileの早期解約金の負担がありましたが)。それで納得ということでしょうか。
使用感ですが....
(1)可視性が良い……画面が大きいのは良いことだ。
私どころか、高齢の父親のような緑内障の人間でもよく読めます。
それとどこにでも持っていけるので、見やすい場所で見ることができる。
また、机に載せて向かい合わせでも使える。
(2)キーボードは意外と使える。
慣れは必要ですが、少し斜めに向けるとうまく打てます。コツは手首
を浮かすこと。私は日頃、仮名打ちなのでローマ字打ちでやや減速ですが、頭の体操にはそれもいいかもしれません。
せっかくワイヤレスキーボードを買っていますが、あまり出番はありません。
また、縦長にすると、男の大きな手なら、親指打ちもできるかと思います。
(3)電池は意外ともつ。
電池はけっこうもちます。私の場合は、平日は二日に一度の充電で十分かな。
継ぎ足し充電は、通産充電回数を増やす意味では電池の寿命に影響が大きく、ipadはipodと同様の電池交換システムで、自前では替えられない形なので、けっこう気を使います。
EmobileのPDAでは使えた、外部バッテリィは電流供給不足からか使えません。そういう意味では、もともとの本体のオリジナル電池をいかにうまく使うかでしょうね。
(4)Youtubeはあまり綺麗ではない。
もともとが解像度の高いモニターなので、動画の欠点がもろに出ます。
プロモニターのスピーカーみたい。
自分で変換したDVDレコーダーの画像は綺麗に見えます。解像度次第ですね。
写真画像は文句なしに綺麗です。色あわせ等はアバウトですが(笑)
日頃は電子写真立て(デジタルフォトフレィム)代りに使っているのもいいかもしれませんね。
(5)ソフトはMac系なので、win一筋だった人はすこし戸惑う。
ソフトはアップルオンラインストアでONLINEで手軽に安く入手でき、しかも魅力的なものが多いと思います。シンプルな機能で色々とごちゃごちゃした機能がついていないのがいいですね。
問題はまともなマニュアルが入手しにくいこと。なんとなく触っているうちにわかりますが、これには個人差があるかもしれません。
アウトラインプロセッサやメモ系のソフトは思わず拍手したくなるほどスマートで優秀なものが多くあります。
逆に電車の乗り換え案内のような、ソフトはWebに頼った方がいい気がします。iphone用にちょうどよいソフトが色々ありますが、ipadで持ち出すのにはちょっと気軽に取り出しにくくて難がありそうです。
(6)重さは、理想よりも少し重い。
理想よりほんの少し重い気がします。やはり500g未満が理想かなあ。
それは無理と思うけど。かばんに入れて歩くのには全く気になりませんが、手で持って昼寝しながら記事を読むというのには少し重い感じ(笑)。満員電車でも扱いにくいでしょう。
まあ、パソコンでそんなことを検討できるのはipadぐらいでしょうが。
(7)ipad独自の操作系やシステムに慣れが必要。
Winとはかなりかけ離れた操作感。でもMacとも違う感じ。
ちょっと、ここはPDAというか携帯電話系の感じがしますね。
(ア)ユーザー辞書がないので、辞書アプリで機能追加をする必要がある。
連絡帳の一部をユーザー辞書に使うという、すごい発想の、いいソフトがあるので大丈夫ですが、ちょっとびっくりしました。
(イ)矢印キーが欲しくなるときがある。
指先を使うことになりますが、内蔵キーボードから手を離すので面倒です。マウスはいらないけど、矢印キーの機能は欲しい。
無線キーボード系の矢印キーはちゃんと使えます。私はアップルのBluetoothキーボードを新たに入手しました。しかし、以前から持っていたリュウドの携帯電話用のキーボードもBluetoothのスイッチさえ毎回押せば使えます。リュウドでも新型は完全自動でつながるようですが。
(ウ)一般的なアウトプットは、印刷ではなくメールやPDFファイルFTP送信、画像化を想定している。
私は家のパソコンではいつもこの状況なのでそう問題はありませんが、みんなはみんなそうとは言えないのですよねえ。
(エ)ファイル管理に体系的なディレクトリやフォルダの感覚が薄い。
データはソフトにぶら下がっている感じで、管理されます。
どこにあるかは特殊な母艦ソフトを使わないと見えません。(無理して見ることもお勧めしません)これも頭の体操でしょうね。
(8)ストレージやクラウドのサービスを利用するのが良さそう。
前項目のような事情もあり、インターネットのストレージサービスを使うことになります。
PDF等の可視文書ファイルはEverNote、バイナリィデータはDropBox、写真データはFlickrというのが私の使い方です。すべて無料サービスです(笑)
それ以外にアウトライン用、To DO用…という感じで幾らでも増えてしまいます。
(9)月定額払いの場合、データ量が月1.2GBを超えると後の月に速度制限が掛かるのはいただけない。これはいけませんねえ。NTT-Docomoやauも規制をやっているので、まあ仕方ないというと仕方ないのでしょうが、制限量がiphoneと同じなのは、ストレージサービスを活用してビュアーとしての機能が円滑に使えるこの手のマシンに対しては「無理解」という評価をせざるを得ません。
SoftBankはあいかわらずあほやねえ(笑)と思いながらも、大きな転送作業はできるだけ家のWifiでやることにしています。ipadを買うなら、自宅での無線LANシステムは必携だと思います。fonでもいいから、つけておかなければいけませんね。もう少し街中に無線LANスポットが多くあればいいのに(神戸も東京並ならいいのですが)。
神戸だとマクドナルドが主体です。ハンバーガーで太りそうですねえ。
(10)ここまでipadを触って思うのは、やはり「電子出版、電子図書」ということです。
今の紙の本の良さは私も重々承知していますが、住宅事情の限界やデータ整理の煩雑さに振り回されてました。
我が家も雑誌を置く場所がないので、私も紙データ取り込み用のスキャナー、ScanSnapと500Gのハードディスクを使って雑誌管理をしていますが、一冊全部を保存したりはしていません。
おそらくまた目を通すだろうなあと思ったページだけを保存しているのが実態です。これからは雑誌やペーパーバック系の本は全体が電子化されることになるでしょうね。文芸関係の一部のものは除いて、ほとんどがそうなってしまうと思います。
ScanSnapそろそろ買い換えようかなあ。随分酷使しましたから。


